2024年6月8日
眩いばかりの太陽に照らされ、ダイアモンドヘッドが青々と輝く、本日この日、私達十八名は自らの手で夢をつかむため、このレインボー学園中等部を卒業します。本日は私達のために、このような素晴らしい卒業式を開いていただき誠にありがとうございます。来賓の皆様、保護者の皆様、先生方、そして在校生の皆さん、私達のために足をお運びいただいたことに、心からお礼申し上げます。
今、私の心の中には数えきれないくらいの沢山の思い出が昨日のことのようによみがえってきます。私は、小学校四年生のからレインボー学園に通いました。小学部ではクラスあったのに周りはどんどん辞めていき、中三ではたったの一クラス、人数は十八人まで減ってしまいました。それでもやはり私はこのクラスメイト達と一緒に卒業することが出来て良かったと心の底から思います。一番思い出に残るのは運動会での応援合戦です。最初はクラスが全くまとまらず、音楽を決めたりするのも全然進みませんでした。しかし、運動会当日まで二週間前になるとみんなも気合いを入れ始め、最終的に団結し、素晴らしい応援合戦がで出来ました。最後のポーズを取った瞬間の達成感は今でも鮮明に覚えています。
在校生の皆さん、学年が上がるにつれてこれから、これから悩み事も増えていくと思いますが、決して大変なのは、自分だけではないという事を覚えておいてください。現地校の宿題や部活の両立が難しいかもしれません。テスト勉強が憂鬱になるかもしれません。それでも皆さんが卒業する時、この仲間と最後まで頑張って良かったと必ず思えるようになります。現在はグローバル社会と言われて久しくなります。このグローバルは社会を生き抜くためにこのような学びの機会を与えられていることを感謝し、日々勉学に励むとともに、これからのレインボー学園を私達以上に盛り立ててください。
そして、今まで私達を時には厳しく、そして優しくご指導くださいました先生方、本当にお世話になりました。勉強以外にも、協調性や責任感の大切さ、人を思いやる気持ち、先生方には本当に沢山のことを教えていただきました。その教えは、これからもずっと私達を支えてくれると信じています。レインボー学園を卒業しても私達はいつまでも先生方の生徒です。本当にありがとうございました。
お父さん、お母さん。いつもは照れくさくて言えないのですが、この場を借りて言わせてください。素直になれず反抗ばかりだったこの三年間。それでもずっと寄り添い、静かにも守ってくれた両親。義務教育終了の今日まで育ててくれて本当にありがとございました。これからも迷惑は何度もかけるだろうけど、ずっと私達の応援団でいてください。
「人は誰だって一人で生きていくことなんてできない」と言うことを特にこの三年間が教えてくれました。私達はいつまでもどこかで誰かに支えられてきたのだということが、今では実感できます。三年間なんて長い人生のうちで、端末の一瞬かもしれないけど、そのときを一瞬懸命生きてきたことは、とても大切なことだと思います。その時の思い出はきっと一生忘れられないものとなるでしょう。
出会ってから何年も経ち、そばに居ることが当たり前だと思っていた友達、共に頑張ってきたクラスメイト達。私達はこんなにも大切な宝物をいつの間にか見つけていたからこそ、今日という日まで、頑張ってこれたのです。一緒に泣いたり、笑ったり、女子会をしたりするのも今日が最後だと思うととても寂しく思います。今日を境に別々の道を歩きだしますが、私達はこれからもずっと友達です。
実は、今この場にいても私は卒業することを実感できません。本当はもっと友達や先生方と笑っていたいです。しかし今日、また私達は少し成長しなければなりません。一日一歩道を創って進んでいかなければならないのです。令和元年の卒業生である私達ですが、今までレインボー学園で学んだことを日々の生活に生かし、明日から、私達は夢と希望と勇気を胸に自分の道を探し、歩いていこうと思います。
最後となりましたが、ここまで私達を支えてくださった皆様方、素晴らしい学びと出会いの機会をくれたレインボー学園に感謝を申し上げると共に、レインボー学園の益々のご発展を祈念し、答辞といたします。
令和二年三月十四日
レインボー学園中学部卒業生代表 早川愛夏
卒業生は、まさにレインボー学園が目指す未来です。
やり遂げた達成感と自信。共に歩んだ友達や先生、保護者への感謝。そして、レインボー学園に抱く誇りが、それぞれの声に表れています。こうした卒業生の思いに支えられ、レインボー学園は続いていきます。
~卒業生の声、大募集です。事務局までご連絡ください。~
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