ハワイ・オアフ島ホノルルにある日本語補習授業校

理事会・事務局より

新年度を迎えて

財団法人 ハワイ日本人学校
会 長 番塲 知紀

昨年度に続き2021年度理事会長を拝命しました番塲 知紀です。今年度もよろしくお願い申し上げます。

さて、新型コロナウィルスの影響により、昨年度の入園・入学・始業式が中止となってから丸一年が経過します。この一年間、「学びを止めない」という方針のもと取り組んできましたが、ライブ授業の開始など成果もあった一方で、会員の皆さまの期待に十分にお応えできていない課題もあると認識しています。学校運営の悩みが絶えない中、昨年度の最後に、子供たちと保護者の方々のアイデアや想いが盛り込まれた素晴らしい卒業式を拝見させていただきました。厳しい環境下でも前を向き、「今できることを工夫し楽しむ」という人生において極めてシンプルで大切なことを体現する卒業生とそのご家族に、感謝と尊敬の気持ちでいっぱいになりました。

そして、新しい一年が始まります。新入生の皆様、ご入園・ご入学おめでとうございます。在校生の皆様、進級おめでとうございます。今年度は、リモートではありますが入園・入学・始業式が開催でき、校長先生に加え、教頭先生も新たに迎えることができました。先生やお友達と直接顔を合わせることは未だかないませんが、昨年度より一歩進んだ新たな気持ちで新年度を迎えていただければ幸いです。

現在、ホノルルではワクチン接種も進み、市・郡が定める経済活動の規制は緩和されてきています。一方で、学校施設を所有していない私たち補習校が対面授業を行うにはまだ多くの課題が残されていますが、今年度運営方針で掲げた「ニューノーマルな体制整備」のとおり、次のフェーズを計画的にお示ししていく必要があることも十分に認識しています。現状に悲観することなく、「今できることを工夫し楽しむ」という想いで、理事会・運営委員会、校長・教頭および教職員が一丸となって、子供たちの学びの機会を広げていく所存です。保護者におかれましても、お子様の学びのため、ご家族での励ましや学習支援につき、引き続きご協力を賜れますと幸いです。

ハワイ日本人学校は、1974年に創立し35名の生徒からスタートしました。日本語での教育を通して日米双方の文化を尊重する国際性豊かな子どもを育成し、日米の懸け橋となる人財を育てることが教育目標です。ハワイは、異なる価値観を持った人々がお互いを尊重し調和できる、グローバル社会の理想的な環境であると言われています。そして、開校から47年目となる今年度は34クラスとなり、幼稚部107名、小学部376名、中学部100名、計583名の園児・児童生徒が在籍する予定です。例えリモートであっても、より大きな視野と異文化への寛大な心を育める環境の提供に取り組んでまいります。

当校は、会員の方からのご支援はもちろん、日本国政府からの補助、在ホノルル日本国総領事館のご支援、地元企業・個人からのご寄付、保護者会・顧問・理事等のボランティア活動、カイムキ中学校等コミュニティのご協力等々、各方面からの支えがあって運営されています。こうした方々のご協力やご期待にお応えできるよう、理事会・運営委員会、校長・教頭および教職員一同、より良い学園の構築と教育目標の達成に向け、前向きに尽力したいと思っております。引き続き、学校運営に対するご理解、ご協力とご鞭撻のほどお願い申し上げます。

以上