ハワイ・オアフ島ホノルルにある日本語補習授業校

緊急事態発生時の対策と処置

  1. 基本的な考え方と対策
  2. ハワイでは自然災害や治安面において比較的心配なく過ごしているが、突然に襲う自然災害や治安上の問題点に対して無防備でいることが多い。これら「緊急事態における対策と処置」については、園児・児童・生徒の生命と安全確保を第一として、常に日頃から学校内及び学校と保護者・外部機関との連携体制を十分に確立しておくことが必要である。

    1. 緊急事態の想定として、火災、地震・津波・集中豪雨・暴風雨などの自然災害、不審者の侵入・テロ・暴動・戦争など治安問題の発生が考えられる。

      授業日における緊急事態発生の際、被害を最小限に食い止め、園児・児童・生徒・教職員・学校関係者を学校内、或いは学校外の安全な場所に避難させることが安全対策となる。
      • 児童生徒の保護者の引き渡し
        • 学級担任の掌握のもと、保護者を確認して引き渡すものとする。
        • 引き渡し場所
          • 駐車場
          • 雨天の場合は図書室(兄弟関係は、一番小さい子の居場所へ集合)
      • 休校措置
        授業日以外に緊急事態が発生した場合、安全対策本部が次授業日の開校有無を判断する。其の場合、同報送信などによる一斉連絡が行われる。
        (SMSによる携帯電話への連絡、ラジオ放送、保護者会連絡網を利用して保護者への連絡等)
    2. 緊急事態発生時のチーム
      • 津波発生、地震発生、ウィルス感染者が出た場合などの時に、校長(チームリーダー)、教頭(サブチームリーダー)、事務局長(サブチームリーダー)、学務長、財団会長・運営委員長・副会長・理事、保護者会会長(副会長)で、その対応を相談し学校閉鎖などを決定する。
    3. 緊急事態発生時の連絡
      • 緊急事態発生時は、各教職員、学校関係者へ状況の伝達や指示等を速やかに実施し、各種の調整を行う。
      • なお、現地政府関係機関、メディアなどの外部機関対応は、原則として、事務局長が主に行い、混乱を避ける。また、必要に応じて協力を要請する。
      • 下記は情報収集のためのサイトである。
        テロ等の差し迫った危険があると判断される場合には、連絡網あるいはマスメディアを通して総領事館より連絡がある予定。
    4. 連絡体制
      1. 家庭では、同報送信・緊急連絡網を通して円滑な伝達経路を保つと共に、万一の場合に備えて連絡に支障のないように十分に配慮することが必要である。
      2. 保護者連絡情報に変更があった場合は、直ちにレインボー学園保護者情報を自ら訂正するか、事務局に連絡をすることが必須である。
      3. メールアドレスや電話番号が正しく登録がされていない場合は、学校からの情報(学校便り・緊急休校連絡等)が入手できないことになる為、注意をすること。
      4. 保護者会連絡網にて緊急連絡がある場合、クラスペアレントから流れる伝達が学級内に行き渡るように、事前に連絡体制をとっておく。

  3. 緊急時の連絡

    (平日:事務所 947-3111、土曜日の学校日:291-1591、753-2558)

     

  4. 外郭団体との連絡は原則として事務局が行う。
  5. 緊急事態発生時には、学校長が対策本部長として教職員へ伝達・指示を行う。
    同時に財団会長、財団運営委員長、総領事館に連絡をする。事務局長は、学校長の補佐をし、借用校や外部団体との連絡や警官・看護婦・保護者会との連携に勤める