2024年6月11日
本日は、僕達のために素晴らしい場所での卒業式をご用意くださり、ありがとうございます。ご来賓の皆様、妙法寺の皆様、事務の方々、先生方、卒業生を代表し心より感謝申し上げます。
さくら組入園の頃は楽しかったレインボーも、学年が上がるにつれ日本語が難しくなり、音読で割り当てられるとパニック状態でした。金曜日は夜遅くまで漢字テストの準備と宿題、起きるのが辛い土曜日でした。でも、一つ一つの記憶のピースを拾い集めると、鮮やかな一枚の絵が蘇ってきます。運動会の紅白玉入れ、1ドルで大きな恐竜のぬいぐるみを買った秋祭り、両親が作ってくれたお弁当を食べた昼休みなど数えきれません。
新型コロナの流行でオンライン授業となり、孤独な気持ちでしたが、先生が画面の向こうから真剣に、そして優しく教えてくださいました。毎週コンピュターの前で頑張っている友達に励まされました。僕はこの貴重な授業を無駄にしてはいけないと強く思うようになりました。
ミニミニ運動会や修学旅行で、皆と過ごした時間は格別でした。クアロアシークレットアイランドで食べた特大サンドイッチ、皆の笑い声を聞きながら見ていた海の輝きは今でも目に焼き付いています。
先輩から引き継いだバトンを今、後輩の皆さんに託します。充実したレインボー学園生活を過ごし、学園を盛り上げていってください。
レインボー学園から飛び立つ今、不安でいっぱいですが、この日を迎えられた自分達を信じ、次なる目標に向かって大きく羽ばたこうと思います。
僕達を支えてくださった全ての方々、いつも側に寄り添い励ましてくれたお母さん、お父さんに、卒業生一同心よりお礼申し上げ、お別れの言葉とします。
令和四年三月十二日
レインボー学園 中学三年二組 セポーヴェダ シオドア
卒業生は、まさにレインボー学園が目指す未来です。
やり遂げた達成感と自信。共に歩んだ友達や先生、保護者への感謝。そして、レインボー学園に抱く誇りが、それぞれの声に表れています。こうした卒業生の思いに支えられ、レインボー学園は続いていきます。
~卒業生の声、大募集です。事務局までご連絡ください。~
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